今日は『正しい重心の落とし方』についてお話ししたいと思います。
みなさんはスポーツをやる時に構えなどで重心を落とすという動作があると思いますが
これは実際に重心がちゃんと落とせているのでしょうか?
ただ膝を曲げて腰を落としているだけで本当に落ちていると思いますか?
ほとんどの方が膝を曲げるという行為を重心が落ちていると勘違いしてしまっているのです。
成人男性の平均的な重心位置は身長の56%、女子では55%に重心があると言われています。
しかし、あくまでこれは正作用での事です。
リバースアクション(逆作用)を知ると、重心はその56%より約10センチ上になります。
正しい重心の落とし方と言うのはその身長の56%より約10センチ上の部分が初動で動き、
鼠径部の約10センチ下が斜め後ろに落ち、膝を曲げるのではなく、膝が曲がる‼︎ということに
なります。
良いものを知れば、今までのものが悪く感じる。
文章だけですとイメージするのが難しいと思いますが、やってみるとまるで安定感が違います。
正しい重心の落とし方なんて、まず習ったことない方がほとんどではないでしょうか。
言い換えればみなさんは知らず知らずのうちにオリジナルの使い方をしてしまっているのです。
正しい重心の落とし方を知り効率的なトレーニングをしましょう。