足首の捻挫

おはようございます。木原です。

今日は『足首の捻挫』についてお話ししたいと思います。

スポーツでも日常生活でも多い疾患の一つです。
足首の外側も内側も捻挫は起きますが足首を内側に捻ってしまい、外くるぶしの下の靭帯を痛めるのが圧倒的に多いです。

「やっちゃったものはしょうがない」「これはケガなので運が悪かった!」と感じる方も多いはずです。

しかし、捻挫だけに限らず身体の痛みやケガは運が悪くてなるだけではありません。
捻挫だけに限らず、悪い身体の使い方の繰り返しの動作や何かしらの原因が必ずあります。
特に重心の問題はかなり重要になってきます。
ほとんどの方は無意識に外側に重心がかかっている為に内側に捻り易くなってしまっています。
内側のアーチの一番高い舟状骨に体重が乗っていれば内側に捻る事が逆に難しくなります。
御自身で試してみてください!

普段から舟状骨に体重が乗っていれば当然捻挫のリスクも少なくなります。
捻挫と一言で言っても甘く見てはいけないのは痛めた損傷度合いにもよりますが、重症例では骨折を併発してしまったり、手術適応になることもあります。

また一度痛みが引いても正しい重心の位置でなければ捻挫を繰り返したり、数年経ってから痛みが再発してしまいます。

正しい重心を覚える事でスポーツなどでのパフォーマンス向上や高齢者であれば
転倒防止などにもなります。
またケガを未然に防げたり、ケガをしてしまったとしても軽度に抑えられるのです。
痛みをとるだけではなく痛まない体をつくる。
一緒に頑張りましょう。

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