先入観について

こんにちは、木原整骨院の内海です。
今日は『先入観』について感じたことを書きたいと思います。

私たちは日々、意識的に先入観を持つつもりはなくても、いつの間にか持っていますよね。
まったく先入観がないのは幼少児だけで、普通は誰でも何かしらの先入観を持っていると思います。

正しい身体の使い方をお教えしたり、伝えたりする中で『この患者さんは経験上この動きはできない』と決めつけてしまったり、患者さん自身が『もう年だし、今さらやっても意味がないから』『生まれつきのものだから』などあきらめてしまったりと勝手に自分の経験や性格だけで判断してしまい、お互いに無意識の中で先入観や固定観念に囚われてしまっているのだなと感じることがあります。

ほとんどの方が学校で学んだこと、人から聞いた話、メディアやさまざまな媒体や機会を通して情報に触れ、知識を得ていると思います。
私たちが生きていく上で知識は力であり、武器であり絶対に欠かせないものです。
しかし、時として知識は、先入観に変わり、人間関係や仕事、日常生活の妨げに変わることもあるのではないでしょうか。
大人になるほど経験値が増えるため、それだけ先入観も大きくなります。
過度の先入観は偏見や固定観念になり、いつの間にか色々な場面で悪影響を及ぼしてしまっています。

有名企業や政治家などの不祥事が報道されているのを見聞きすると、だんだんその人や会社に悪い印象を持つようになりますよね。
知識が偏ると見方も偏ってしまい、物事を正しく判断できなくなります。
気付くと正しい現実が認識できなくなり、大切なチャンスを逃したり、新しいことに挑む勇気が出なくなり、人生の可能性をつぶしたり、重要な事実を見過ごしたりすることもあります。

当然、経験があるから知識や先入観があるわけなのですが、知識を頼りにしながら生きる一方、余計な先入観にとらわれ過ぎてはいけないのではないでしょうか。

何年も何十年も『絶対に治らない、治せないと思っていた』『こんな身体の動きはじめてやった!』などの患者さんの声をいただける時が本当に嬉しい瞬間です。
人間は素直で純粋な心を取り戻すことで、やる気や勇気が湧いたり、決断力や行動力が高まったりします。
凝り固まった先入観をなくし、自分の考えを疑うことも時には大事だと思います。

今までの決まりきった考え方を捨てて、最初からやり直してみる方法の方が近道なのかもしれません。

関連記事

  1. 線維筋痛症

  2. 肩こり

  3. リバースアクション 体幹

  4. 初動

  5. 腰部椎間板ヘルニア

  6. あがり症