こんにちは、木原です。
今日は『運動学習とスキーマ理論』についてお話ししたいと思います。
運動学習には3段階あり、初期、中期、終期にわかれます。
初期では「言葉の認識」
中期では「協調性」
終期では「無意識」
スキーマ理論は、たとえば街で見たことがない種類の犬を見ても犬と分かるように、学習された動作は、個々の具体的な運動プログラムによって記憶されているのではなく、抽象化されたスキーマ(図式)によって記憶されているというものです。
そして、このスキーマ理論が先入観と固定観念を生むのではないかと私は思います。
正しい身体の使い方を覚えるためには運動学習の初期の段階から身体の誤解を解いていく作業が必要になっていきます。