正しい座り方

こんにちは、木原です。
今日は正しい座り方についてお話ししたいと思います。

普段生活している中でみなさんはイスに座る動作というのは当たり前すぎて
ほとんど無意識でやっていると思います。

何も意識しないで普通にイスに座ってみてください。
初動で膝関節を曲げて座りますよね?
膝から曲げて座ると自然と骨盤が後傾状態になります。

この状態で背中を伸ばそうとしても骨盤が後傾しているため背中が丸まってしまい背中が伸びない。

ではどのようにして座ったら良いのか?

まず鼠径部の約10センチ下を後ろに引きます。その状態から座ります。
鼠径部約10センチ下を後ろに引くと自然と骨盤は前傾状態になります。
そうすると骨盤が前傾した状態で座るため背中を伸ばそうとしなくても伸びます。

膝から曲げて座るのではなく鼠径部約10センチ下を後ろに引いて座れば勝手に背中は伸びます。
ポイントはどこが初動になるかが大切なのです!

最初に述べたように無意識で座るとほとんどの方が膝を曲げて座ります。
しかし、初動が鼠径部約10センチ下で座ると膝が必然的に曲がります。
膝は曲げるのではなく曲がる!

座り方なんて常識すぎて今さら疑問を抱くことがありませんよね。
しかし、座り方だけでなく日常生活動作やスポーツを行う時など我々は本当に正しい身体の使い方を出来ているのでしょうか

人それぞれの常識とは、根拠のない思い込みなのかもしれませんね

 

関連記事

  1. 先入観について

  2. 身体的ストレス

  3. 足のアーチ

  4. 足の変形

  5. 症例報告3

  6. みぞおちとおへその真ん中の意識