先入観が固定観念になる

こんにちは、木原整骨院の木原です。

今日は関節の動きについてお話ししたいと思います。
いきなりですが、みなさん身体の動きというのは関節の所でしか動かないと決めつけていませんか?

試しに鼠径部から10センチ下を後ろに引いてみてください。
(注)絶対に鼠径部で引かないください。腰が関与してきてしまいます
何回も言いますが鼠径部の部分で引くのではなく鼠径部から10センチ下を後ろに引いてください
(指先の方向に引いてください)

ちなみにこれは股関節の屈曲(曲げる)という動きになるのですが、
今まで当たり前のように無意識で動かしてきた身体の動きとは違い、関節のこんなところが曲がるのかと私もはじめてこの動きを知ったときに衝撃をうけました

今までにこのような動きをしたことがありますか?
ほとんどの方が動かしたことがないと思います。
もしも、このような動きをしたことがある方は意識的に行っていたでしょうか

このように10センチ曲げるところを変えただけの、ほんの少しの使い方で人間の身体は大きく変わります。
時に思っている以上の能力を発揮できたり、時には人生の一生を左右してしまうくらいの痛みやケガを引き起こしてしまったりしますよね。
人間の身体の動きは現代医学をもってしても、まだまだ解明されていないものが多く、
とても複雑で繊細なものです。
動物とは違い100人いたら100通りの動きをするのが人間なのではないでしょうか

『先入観が固定観念になる。』

何十年も身体を使ってきて動かした事がない動きがあることにビックリしますよ。
(みなさん必ず驚きます)

まずはやってみてください

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